果実加工品


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果実加工品

生食でもおいしい果実は加工食品にも最適生食でもおいしい果実は加工食品にも最適

果実は甘みが強く、カットするだけで提供できるので生食が基本になります。加工をしなくても問題はないのですが、果実なりの弱点もあるので、実際はいろいろな形で加工がされています。そこで今回は生食でもおいしい果実の加工食品を考えたいと思います。

果実の加工食品は実はたくさんある

独特の食感がたまらないイチゴのゼリー独特の食感がたまらないイチゴのゼリー

果実というとフルーツそのものを強くイメージすると思いますが、実際はいろいろな加工食品が存在します。果実は水分が多く肉質が柔らかいためダメージに弱く、腐敗がすぐに始まります。その果実を長期間保存し楽しもうとした人類のチャレンジにより、多くの加工食品が生まれました。今でも実際に多くの方が口にしている食品ばかりです。

(1)ジャム
(2)果実飲料
(3)砂糖漬け
(4)乾燥果実
(5)冷凍果実

以上が代表的な果実の加工食品になります。さらに細分化も可能なので、少し詳しく考えてみます。

1:ジャム

果実は健康食品にも応用される果実は健康食品にも応用される

ジャムとはそもそも、果実に砂糖を加えて加熱し濃縮させた食品になります。果実の成分が原因となりゼリー状になった食品で、昔からリンゴ、イチゴ、ブドウ、ブルーベリー、ラズベリーなどがジャムに使われてきました。さらに類似の加工食品として、

などがあります。パンなど穀物の加工食品と一緒に楽しむ食べ方が有名で、最近では日本人の朝食にも取り入れられています。

2:果実飲料

果汁は飲料にも使われる果汁は飲料にも使われる

果実飲料は果実を絞り、その絞り汁にいろいろな成分を加えた食品になります。具体的にはミカン、リンゴ、グレープフルーツ、ナシ、ブドウ、パインアップル、イチゴ、メロン、プラム、バナナなどがよく果実飲料に使われ、その果汁の分量により、

  • ジュース
  • 果実飲料
  • 果汁入り清涼飲料
  • 果肉飲料
  • 果粒入り果汁飲料

などと呼び名が変わります。

3:砂糖漬け

果物を砂糖に漬けた加工食品になります。一定の砂糖濃度の中では細菌が繁殖できないという現象を利用して、果実を保存する際に試みられてきた方法でした。ミカン、オレンジの皮、さくらんぼ、栗、アンズ、パインアップル、リンゴなどが主に砂糖漬けにされて楽しまれています。

4:乾燥果実

ドライフルーツは典型的な加工食品ドライフルーツは典型的な加工食品

日本では最近ドライフルーツという言葉で親しまれている加工食品です。英語で表記するとdried fruitsと書きます。つまり乾燥させたフルーツで、最も有名な例としては干しブドウがあります。

干しブドウを、同じく加工食品であるパンに入れた菓子パンも人気です。1つの加工食品だけでなく、他の加工食品と組み合わせて食べる際にかなり生かされています。例えばフルーツグラノーラなど、いろいろなバリエーションの食べ物を人間は編み出してきました。

5:冷凍果実

誰でも冷凍庫があれば挑戦できる加工食品です。水分が多く傷みやすい果実も凍らせるだけで劇的に貯蔵期間が延長されます。イチゴやメロン、ミカンなどが冷凍果実として加工されるケースが多く、家庭でも試されているなじみ深い食品になります。

以上が果実加工品の代表例です。生で食べてもおいしいですが、腐りやすい果実を1年中食べるためには加工をして貯蔵する以外に手はありません。その結果がまさにジャムや乾燥果実なのです。冬の間の貴重なビタミン源にもなるので、積極的に口に入れてみてください。